腸内フローラ

ヨーグルトの歴史をたどると

人類の歴史を振り返ってみると、世界各地で独自の発酵乳が作られ、その土地の人々の健康に寄与してきたことがわかっています。
はっきりした年代は分かっていませんが、西アジア(メソポタミア)の地で牧畜が始まったのが6000〜1万年前とされますから、この時期には発酵乳が作られたと考えられます。木桶や革袋などに飲み残しておいた乳に乳酸菌が入り込み、自然発酵して酸味のある飲み物に代わっていたというもので、飲むと体の調子がよくなり、保存性も高まるため、次第に日常の糧として摂りいれられていったというのが真相に近いと思われます。

日本人は発酵乳・乳酸菌飲料とどう関わってきたのか?

6世紀ごろ朝鮮半島より牛乳が伝えられ、奈良〜平安時代にはヨーグルトに似た「酪」やチーズに似た「蘇」などの乳製品が作られた。ただ、牧畜が盛んでなかった日本では乳を原料にした酪農乳酸菌系の発酵食品は定着せず。味噌や醤油、ぬか漬けなどの醸造乳酸菌系の発酵食品が数多く作られてきました。そうした優れた発酵技術の土壌がったところに、明治時代以降、ヨーロッパから発酵乳の文化が伝わったのです。

当時はハッキリとわかっていたわけではありませんが、乳酸菌製剤はプロバイオティクスであり、乳酸菌清算物質はバイオジェニックスに分類できます。どれも腸内細菌の働きがほとんどわかっていなかった時代に試行錯誤しながら作られたものですから、培養していた菌の同定が間違っていたり、生きた菌のほうが健康にいいという誤解があったり(これは今も続いている)、学問上の誤りが少なからず見受けられる。

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