腸内フローラ

腸内フローラを改善する食事

腸内フローラ研究から生まれた「機能性食品」

食べたものの内容が腸内フローラの状態を左右するのです。具体的に言えば、悪玉菌(大腸菌、ウエルシュ菌)の増殖を促す肉類などの動物性食品の摂り過ぎを抑え、その分、野菜や果物、発酵食品などを多く摂ることを心がける。これが健康的な食生活の基本ということができます。

健康状態を維持し向上させる食品(=機能性食品)の開発が必要だと考えた。
この章で紹介していくヨーグルトやオリゴ糖などは、その代表と言っていいでしょう。腸内細菌を研究することで、これらの食品に備わった優れた3次機能が明らかになっていったのです。

腸内フローラを改善する食事記事一覧

「機能性食品」とは何か

機能性食品は、定義が曖昧だった健康食品・サプリメントの類を正しく評価するために用いられれるようになった言葉で、公には「保険機能食品」と呼ばれ@特定保健用食品A栄養機能食品に分けられる@特定保健用食品は、「食後の血糖値の上昇を緩やかにする」「おなかの調子を整える」「カルシウム等の吸収を助ける」「歯の健...

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健康食品・サプリメントをどう分類するか

その食品が体にどのように機能するか?という作用メカニズムから見た場合。3つの分類プロバイオティクスプロバイオティクスは、「腸内フローラのバランスを整え、宿主であるヒトの健康に有利に働く生きた細菌や酵母」と定義され、具体的にはビフィズス菌や乳酸菌、酪酸菌などの生きた菌を含んだ食品や製剤をさします。発酵...

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発酵乳・乳酸菌飲料は何故体にいいのか?

発酵乳は、牛乳などの乳類に乳酸菌や酵母などを作用させた発酵食品で、日本では乳酸菌から作ったヨーグルトがおなじみです。乳酸菌飲料はこの発酵乳をベースにして作られた飲料で、日本で独自に生み出されたものです。糖液で薄めて飲みやすくしている分、無脂乳固形分(牛乳から水と乳脂肪を除いた栄養素)の割合は発酵乳よ...

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ヨーグルトの歴史をたどると

人類の歴史を振り返ってみると、世界各地で独自の発酵乳が作られ、その土地の人々の健康に寄与してきたことがわかっています。はっきりした年代は分かっていませんが、西アジア(メソポタミア)の地で牧畜が始まったのが6000〜1万年前とされますから、この時期には発酵乳が作られたと考えられます。木桶や革袋などに飲...

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プロバイオティクス研究史

@「ヨーグルト不老長寿説」以前のヨーグルト研究の歩み健康作用が研究対象とされるようになったのはこの100年ほどのことです。先駆者として知られるのは、「ヨーグルト不老長寿説」を説いたロシアの生物学者イリヤ・メチニコフ(1845〜1916)でしょう。ノーベル賞受賞者。彼は、腸内細菌が産出する腐敗物質が自...

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腸内フローラを改善するヨーグルトの摂り方とは?

プロバイオティクスという概念に収まりきらないヨーグルトの効果について述べてきましたが、注意してほしいのは「ヨーグルトさえ食べていれば健康になれる」わけではないということです。腸内フローラのバランスを整える基本は、「善玉菌であるビフィズス菌を増やし、悪玉菌である大腸菌やウエルシュ菌の増殖を抑える」事に...

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